Press Release; 26-May-2003
Symantec(シマンテック)社 Web Security(ウェブ セキュリティ)、WebWasher(ウェブウォッシャ)社 CSM Suite(シーエスエム スイート)のサポートが追加された。
Press Release; 25-Mar-2003
先端技術研究所
Rainfinity「RainWall for Content Security」販売開始
コンテント セキュリティ ソフトウェアの ハイ アベイラビリティと ロード バランシング
有限会社 先端技術研究所(Advanced Research of Technologies, Inc.、本社: 横浜、電話: 045-978-1292、ホームページ: http://homepage2.nifty.com/ARTech/、社長: 工藤 安信)は、25日、米国Rainfinity(レインフィニティ)社製品「RainWall for Content Security」(レインウォール フォー コンテント セキュリティ)の販売を開始した。RainWallは、ネットワーク上の複数のノードをクラスタ化し、フェイル オーバや ロード バランシング等の機能により、クラスタの ハイ アベイラビリティ(高可用性)や性能向上等を実現するソフトウェア製品である。RainWall for Content Securityは、アンチ ウィルス ゲートウェイに対応した製品で、Trend Micro(トレンドマイクロ)社 InterScan VirusWall(インタースキャン ウィルスウォール)、Finjan(フィンジャン)社 SurfinGate(サーフィンゲート)、Clearswift(クリアスィフト)社 MAILsweeper(メールスィーパ)をサポートしている。
ここ数年のウィルス攻撃は企業にとってより複雑かつ危険なものになっており、インターネット ゲートウェイにおけるウィルス対策は、企業のセキュリティ戦略にとって不可欠な要素となっている。コンテント セキュリティ ソフトウェアは、ネットワーク境界線において、SMTP、HTTP、FTPサーバをとおして企業ネットワーク内のシステムやデータが感染する前にこれらの脅威を阻止する。
これに対して、「全トラフィックへの対応」と「フェイル オープンから フェイル クローズドへ」という課題が課せられている。最近の セキュリティ ポリシィでは次々と現れる新たな脅威に対し一部サンプルへの対応では不十分とし、全ての内向けトラフィックへの対応を求めている。また、これまで、セキュリティ管理者は、アンチ ウィルス ゲートウェイが フェイル オープンであることをよしとしていた。例えば、アンチ ウィルス ゲートウェイが障害に陥った時、とりあえずトラフィックを内部ネットワークに素通しさせる。ところが、Nimbda(ニムダ)や Code Red(コード レッド)等の壊滅的打撃の可能性があるウィルスが現れたことにより、多くのセキュリティ管理者は、アンチ ウィルス ゲートウェイが フェイル クローズドであることを求めるようになってきた。フェイル クローズドの場合、ゲートウェイが障害に陥るとトラフィックは全て遮断される。
RainWall for Content Securityは、このような課題に対して、アンチ ウィルス ゲートウェイをクラスタ化しウィルス対策機能を複数のノードに分散することにより、「処理能力強化」と「ハイ アベイラビリティ」を可能にした。コンテント セキュリティ ソフトウェアが複数ノードに ロード バランシングされ、SMTP、HTTP、FTPのトラフィックに対し並行に実行されるため、ノード数に応じた線形な処理能力強化が実現される。また、あるノードが障害に陥った場合でも、その全トラフィックが フェイル オーバされ他のノードに移動することで ハイ アベイラビリティが実現される。これによりウィルス対策ゲートウェイを フェイル クローズドに設定することが初めて可能になり、感染したコードは間違いなく阻止される。
RainWall for Content Securityは、3層アーキテクチャ共通コンソールによる「RainConnect」や「RainWall」等他のRainfinity社製品との集中一元管理、ハードウェア追加不要のソフトウェアのみでのソリューション、ランダム、ラウンド ロビン、最小負荷最小接続等の ロード バランシング アルゴリズムを特長としている。
RainWall for Content Securityは、Solaris、Windows 2000、 Red Hat Linuxで動作する。
先端技術研究所では、メーカ、流通、システム インテグレータ等を経由して販売を行う。
■ RAIN(Reliable Array of Independent Nodes)
RAINは、インターネットのための最初の完全分散 ゲートウェイ クラスタリング ソリューションである。米国防先進研究計画庁(DARPA)の「既製品をベースに高信頼システムを作れないか」という要求に始まり、航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)との契約に基づき、カリフォルニア工科大学(Caltech)主導の研究から生まれた新しい汎用ソフトウェア製品である。RAINは、ノードのどれかが障害に陥った場合でも可能なノード間にまたがるデータ記憶領域と検索、複数ノード間冗長ネットワーク内コミュニケーション、ノードが障害に陥った場合でも透過的回復可能なコンピューティングの3つのコンポネントを含んでいる。
■ RainConnect、RainWall
Rainfinity社製品は、RAINをベースにネットワーク上の複数ノードをクラスタ化し、フェイル オーバや ロード バランシング等の機能により ハイ アベイラビリティ(高可用性)や性能向上等を実現するソフトウェア製品群である。従来のシングルMACアドレス方式で指摘されてきた問題点を解決する「シングル/マルチ仮想IPアドレス」という新しい方式を採用している。RainConnectはマルチホーミング、RainWallはファイアウォールや コンテント セキュリティに対応している。
http://homepage2.nifty.com/ARTech/rainfinity/rainconnect/ http://homepage2.nifty.com/ARTech/rainfinity/rainwall/
■ Rainfinity社
Rainfinity社は、カルフォルニア工科大学の科学者チームにより設立され、本社を米国カリフォルニア州 サンノゼ に置く。インターネット信頼性ソフトウェア製品の開発および販売を行っている。
■ 先端技術研究所
先端技術研究所は、本社を横浜に置き、情報技術(IT)分野における日本を代表する先端技術ハンターである。高度な問題解決力、基礎から応用までの豊富な技術力、長年の業界経験と事業実績、US、Europe、Israel等との幅広い人脈、強力な国内販売チャネルを差別化としている。情報技術製品輸入アウトソーシング、情報技術、情報システム、インターネット セキュリティに関するコンサルティングを含むの各種サービスや、海外のソフトウェア製品の日本市場への輸入販売等、多方面の事業を行っている。
045-978-1292、KHB16427@nifty.ne.jp、http://homepage2.nifty.com/ARTech/