Press Release: 2010-08-24
先端技術研究所
Microdasys「XSG」販売開始
XML セキュリティ ゲートウェイ
XMLデータに潜む脅威から企業ネットワークを保護
有限会社 先端技術研究所(Advanced Research of Technologies, Inc.、http://www.ART-Sentan.co.jp/、本社: 横浜、電話: 045-978-1292、社長: 工藤 安信)は、米国Microdasys(マイクロデイシス)社の XML セキュリティ ゲートウェイ ソフトウェア製品「XSG」(エックス エス ジー)の販売を開始した。Microdasys社とは既に輸入販売契約を締結しており、SSL暗号化コンテンツの復号化と再暗号化機能を中核とした SSL コンテント プロクシ ソフトウェア「SCIP」(エス シー アイ ピー)を販売中である。XSGは、SSLからXMLに対象を拡げ、XMLデータに潜む脅威から企業ネットワークを保護する機能を、Web 2.0可視性と Enterprise 2.0のセキュリティをテーマとして日本市場に提供していく。
Web 2.0 技術は、従業員、顧客、アプリケーション間のやり取りや連携の方法を根本的に変えながら企業に浸透し始めている。企業ネットワーク内外での Microsoft SharePointのような製品の急激な増加や、データやアプリケーションのクラウドへの移行は、ニュースやアイデアの迅速な交換や重要なデータをいつどこでも利用することを可能にする。これらの技術の基盤が「XMLプロトコル」である。XMLは、ファイアウォールを通過し、任意のプラットフォーム上で動作し、機能豊富なコンテント、アプリケーション、ミッションクリティカルなデータを誰でも利用できるように設計されている。しかし、企業とクラウドの境界線がぼやけているように、セキュリティ ポリシィを実施することがより一層困難になっている。従来型の コンテント セキュリティ機器やアプリケーションは、悪意あるコードのためにXML暗号化されたデータ、不適切なコンテント、ポリシィ コンプライアンスの検査には役に立たない。
XSG XML セキュリティ ゲートウェイは、特許出願中の セキュリティ ソフトウェアで、RSSフィードやエンクロージャ等のXML暗号化データの流れの中にある悪意ある迷惑コードから、即時企業規模の防御を実現する。Web サービス リクエスト(SOAP/XML)の識別/分析や、個々の Web サービス メソッドの削除等のユニークな機能は、他の機能に影響をあたえずに、セキュリティを犠牲にすることなく、企業が Web 2.0を採用することを可能にする。
XSGの主な機能は、下記のとおりである。
- XMLデータの復号化: XMLデータとエンクロージャを コンテント セキュリティ機器が読めるフォーマットに翻訳
- Webサービス検出と分析: Webサービスを識別し、企業 セキュリティ ポリシィとユーザ特権への適合要求の分析
- RSSフィード管理: RSS Web フィード制御/管理の集中化と、セキュリティ スキャナによる検査のためのRSSエンクロージャ復号化
- クラスタ サポート: 大規模分散ネットワーク環境向け複数XSGゲートウェイの集中管理
- ネットワーク統合: 小規模、大規模、複合ネットワーク基盤への容易な統合のための設計と継続的テスト
先端技術研究所では、メーカ、流通、システム インテグレータ等を経由して販売を行う。
■ XSG(XML Security Gateway) http://www.art-sentan.co.jp/microdasys/xsg.htm
■ SCIP(SSL Content Proxy) http://www.art-sentan.co.jp/microdasys/scip.htm
■ Microdasys Inc. http://www.microdasys.com/
Microdasys社は、2002年に設立され、SSLコンテント検査のパイオニアであり、特許出願中の XSG XML セキュリティ ゲートウェイの開発者でもある。米国ラスベガスに本社を置き、セキュリティに焦点を絞ったリセラーやディストリビュータの世界中のネットワークを通じて製品の販売とサポートを行っている。
■ 先端技術研究所 http://www.ART-Sentan.co.jp/
先端技術研究所は、本社を横浜に置き、情報技術(IT)分野における日本を代表する先端技術ハンターである。高度な問題解決力、基礎から応用までの豊富な技術力、長年の業界経験と事業実績、米国、ヨーロッパ、イスラエル等との幅広い人脈、強力な国内販売チャネルを差別化として、海外のソフトウェア製品の日本市場への輸入販売等、多方面の事業を行っている。
045-978-1292、KHB16427@nifty.ne.jp